カード別#アメックス#グリーンカード#月会費制#Membership Rewards

アメックス・グリーン・カード徹底レビュー2026|月1,100円で始めるアメックスの実力

公開:2026-08-05更新:2026-08-05

この記事のおすすめカード

年会費・還元率を比較し、詳細レビューから公式申込みへ進めます

カード名年会費基本還元率最大還元率ポイントブランド発行期間
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード年39,600円(税込)。家族カード2枚まで無料、3枚目以降19,800円(税込)1.0%3.0%Membership Rewards
American Express
約1週間
プラチナ・カード年165,000円(税込)1.0%3.0%Membership Rewards
American Express
約1週間
楽天カード無料1.0%16.0%楽天ポイント
VISAMastercardJCBAmerican Express
1週間〜10日程度

※ 情報は掲載時点のものです。最新情報は各カード公式サイトをご確認ください。

アメリカン・エキスプレス・グリーン・カードは、年会費ではなく「月会費1,100円(税込)」という珍しい料金体系を採用したアメックスのエントリーカードです。年間換算では13,200円になりますが、月単位で発生する分、まとまった年会費を一括で支払うことへの心理的ハードルを下げているのが特徴です。

「アメックスに興味はあるけれど、いきなり高額な年会費のカードを持つのは不安」という人にとって、グリーン・カードは試しやすい入口になります。ステータス性を求めるプラチナ・カードとは違い、日常使いのしやすさとブランドの信頼感を両立させたポジションのカードです。

本記事では、グリーン・カードの基本スペックからMembership Rewardsの貯め方・使い道、任意加入の「メンバーシップ・リワード・プラス」の効果、そして上位カードであるゴールド・プラチナとの違いまで、初めてアメックスを検討する人にも分かりやすく整理して解説します。

目次

  1. 1. アメックス・グリーン・カードの基本スペック
  2. 2. 月会費制という珍しい料金体系の意味
    1. 2-1. 退会するとその月以降の会費がかからない
    2. 2-2. 家計管理のうえでも把握しやすい
  3. 3. Membership Rewardsの貯め方と「MR・プラス」の効果
    1. 3-1. MR・プラスに登録すべきかの判断基準
    2. 3-2. ポイントの有効期限にも影響する
  4. 4. 貯めたMembership Rewardsの使い道
    1. 4-1. 各種マイル・ポイントプログラムへの移行
    2. 4-2. 商品・カタログ交換やオンラインモールでの利用
  5. 5. メリット・デメリットを整理
    1. 5-1. メリット
    2. 5-2. メリットを最大限に活かすには
    3. 5-3. デメリット
    4. 5-4. デメリットとの向き合い方
  6. 6. どんな人におすすめか・不向きか
    1. 6-1. おすすめできる人
    2. 6-2. 不向きな人
    3. 6-3. 迷ったときの考え方
  7. 7. よくある誤解と申し込み前の注意点
    1. 7-1. 「アメックスだから審査が厳しい」とは限らない
    2. 7-2. 「月会費だから安い」と誤解しないこと
  8. 8. 付帯保険の内容
  9. 9. 申し込みから発行までの流れ
    1. 9-1. 申し込みの手順
    2. 9-2. 審査で意識しておきたいポイント
  10. 10. 上位カード(ゴールド・プラチナ)との違い
  11. 11. 1年間の利用シーンで価値を具体的にイメージする
    1. 11-1. MR・プラスに登録せず、通常利用のみの場合
    2. 11-2. MR・プラスに登録し、対象店舗中心に利用する場合
  12. 12. サブカードと組み合わせて弱点を補う
    1. 12-1. 公共料金・税金は還元率の高い別カードに任せる
    2. 12-2. 1年ごとに利用実績を振り返る
  13. 13. よくある質問

アメックス・グリーン・カードの基本スペック

まずは料金体系と基本的なスペックを一覧で確認しましょう。

項目内容
会費月1,100円(税込)=年間換算13,200円
基本還元率1.0%(Membership Rewards、100円=1ポイント)
最大還元率3.0%(メンバーシップ・リワード・プラス登録時の対象店舗)
国際ブランドAmerican Express
申込対象18歳以上(高校生を除く)
申込時間約5〜10分
カード発行約1週間
家族カード月550円/枚
公共料金・税金200円=1ポイント(通常より還元率が下がる)

月会費制という珍しい料金体系の意味

多くのクレジットカードは「年会費」を採用していますが、グリーン・カードは月会費制です。年間の総支払額は13,200円で、これは一般的な年会費制ゴールドカードと同水準です。ただし月単位で少額ずつ引き落とされるため、入会時にまとまった金額を意識せずに済むという心理的なメリットがあります。

退会するとその月以降の会費がかからない

年会費一括制のカードは、解約のタイミングによっては未利用期間分の年会費を払い損ねたと感じることがあります。月会費制のグリーン・カードは、解約手続きをした月以降は会費が発生しないため、「試しに使ってみて合わなければ辞める」という判断がしやすい設計になっています。

家計管理のうえでも把握しやすい

年会費一括制のカードは更新月に大きな金額がまとめて引き落とされるため、その月だけ家計が圧迫されがちです。グリーン・カードは毎月ほぼ一定額(本会員1,100円+家族カード550円/枚)が引き落とされるため、月々の固定費として計画に組み込みやすく、突発的な出費として感じにくいという実務的なメリットもあります。

Membership Rewardsの貯め方と「MR・プラス」の効果

グリーン・カードは通常、100円の利用につき1ポイント(還元率1.0%)のMembership Rewardsが貯まります。これに加えて、任意加入の有料オプション「メンバーシップ・リワード・プラス」(年3,300円)に登録すると、対象店舗での還元率が100円=3ポイント(3.0%)にアップします。

MR・プラスに登録すべきかの判断基準

MR・プラスの年会費3,300円の元を取るには、対象店舗での還元率アップ分(通常1.0%との差である2.0%相当)で計算すると、年間16.5万円以上を対象店舗で利用する見込みがあるかどうかが一つの目安になります。日常的な支出の多くを対象店舗に集約できる人には登録の価値がありますが、利用額が少ない場合はオプション料金がかえって負担になる点に注意しましょう。

ポイントの有効期限にも影響する

MR・プラスに登録していない場合、ポイントの有効期限は最長で3年程度に制限されます。長期的にポイントを貯めてから大きな特典に交換したい人にとっては、有効期限の管理という観点でもMR・プラスの登録を検討する価値があります。

貯めたMembership Rewardsの使い道

Membership Rewardsの強みは、貯めたポイントの使い道の柔軟性にあります。単純な割引やキャッシュバックだけでなく、複数の使い方から選べる点がアメックス系カードの特徴です。

各種マイル・ポイントプログラムへの移行

Membership Rewardsは提携しているマイルやポイントプログラムへの移行に対応しています。移行レートや対象プログラムは変更される場合があるため、旅行での利用を考えている人は、申し込み前に公式サイトで最新の移行条件を確認しておくと計画が立てやすくなります。

商品・カタログ交換やオンラインモールでの利用

マイルに興味がない場合でも、カタログ商品との交換やオンラインモール経由のポイント充当など、複数の使い道が用意されています。ライフスタイルに合わせて使い道を選べるため、「ポイントを貯めたはいいが使い道がない」という状態になりにくい設計です。

メリット・デメリットを整理

ここまでの内容を踏まえて、メリット・デメリットを整理します。

メリット

  • 月会費制で入会時の心理的ハードルが低い
  • MR・プラス登録で対象店舗100円=3ポイントに上がる
  • 貯めたポイントをマイルなど他プログラムに移行・充当できる
  • アメリカン・エキスプレスブランドの加盟店ネットワークを利用できる
  • 上位カード(ゴールド・プラチナ)へのアップグレード案内の対象になり得る

メリットを最大限に活かすには

グリーン・カードのメリットを最大限に引き出すには、MR・プラスへの登録可否を年間の支出計画から逆算して判断し、対象店舗での支払いをできるだけこのカードに集約することが近道です。またポイントの使い道を事前に決めておくことで、単なる「還元率1.0%のカード」以上の価値を引き出しやすくなります。

デメリット

  • 年間換算で13,200円の維持コストがかかる
  • 公共料金・税金の支払いは200円=1ポイントと還元率が下がる
  • MR・プラス未登録の場合、ポイントの有効期限は最長3年程度
  • 旅行保険は利用付帯(カード決済が条件)
  • 基本還元率1.0%は還元率特化型カードと比べると高くはない

デメリットとの向き合い方

デメリットの多くは「会費に見合う使い方ができているか」に集約されます。還元率1.0%だけで判断すると年会費無料カードに見劣りしますが、Membership Rewardsの使い道の柔軟性やアメックスブランドとしての信頼感、将来的な上位カードへのステップアップという観点を含めて評価することが大切です。毎年、実際にどれだけポイントを活用できたかを振り返り、継続する価値があるかを確認する習慣を持つとよいでしょう。

どんな人におすすめか・不向きか

月会費制という特性上、向き不向きがはっきり分かれます。

おすすめできる人

  • 初めてアメックスブランドのカードを持ちたい人
  • 年会費を一括で払うより月払いのほうが心理的に楽な人
  • 将来的にゴールド・プラチナへのアップグレードを見据えている人
  • Membership Rewardsをマイルなどに移行して使いたい人

不向きな人

  • 還元率の高さだけを重視してカードを選びたい人
  • 年会費無料カードで十分だと考えている人
  • 公共料金・税金の支払いを中心に還元率を最大化したい人

迷ったときの考え方

「アメックスというブランドに一度触れてみたいが、いきなり高い年会費のカードは避けたい」という人にとっては、月1,100円という参入コストの低さが後押しになります。一方で、還元率の数字だけで比較検討したい人には、年会費無料で還元率1.0%以上のカードのほうが合理的な選択になる場合が多いでしょう。自分がカードに何を求めているか(還元率か、ブランド体験か)を整理してから判断することをおすすめします。

よくある誤解と申し込み前の注意点

エントリーカードとはいえ、申し込み前に整理しておきたい誤解がいくつかあります。

「アメックスだから審査が厳しい」とは限らない

プラチナ・カードのようなハイステータスカードのイメージから、アメックス全般の審査が厳しいと思われがちですが、グリーン・カードはアメックスのラインナップの中ではエントリーに位置づけられるカードです。安定した収入や信用情報に大きな問題がなければ、過度に身構える必要はありません。

「月会費だから安い」と誤解しないこと

月1,100円という数字だけを見ると年会費無料カードと比較して安く感じるかもしれませんが、年間換算では13,200円になります。年会費無料カードのポイント還元だけで十分だと考えている人にとっては、この維持コストが実質的な負担になる点を理解したうえで申し込むことが大切です。

あわせておすすめ:プラチナ・カード

詳細レビューを見る

最新キャンペーンは公式サイトをご確認ください

プラチナ・カードに申し込む(無料)

公式サイトへ移動します

付帯保険の内容

旅行保険はいずれも利用付帯である点に注意しましょう。

補償内容
海外旅行傷害保険利用付帯(旅行代金を本カードで決済することが条件)
国内旅行傷害保険利用付帯(旅行代金を本カードで決済することが条件)

申し込みから発行までの流れ

オンライン申込で完結し、審査完了後カードが郵送されます。

申し込みの手順

  • 公式サイトから氏名・住所・勤務先などの必要事項を入力(所要約5〜10分)
  • 本人確認書類をオンラインで提出
  • 審査を待つ
  • 審査完了後、カードが郵送される(目安約1週間)

審査で意識しておきたいポイント

月会費制とはいえ年間の支払総額は一般的なゴールドカード相当になるため、安定した収入や良好な信用情報が判断材料になりやすい傾向があります。他社での支払い遅延を避け、日頃から信用情報を良好に保っておくことが申し込み前の準備として有効です。

上位カード(ゴールド・プラチナ)との違い

同じアメックスブランドでも、料金体系と特典のボリュームには大きな差があります。グリーン・カードは特典の量よりも「アメックスを月会費で気軽に試せる」という入口としての役割に特化しており、空港ラウンジホテル優待といった大型特典は付帯していません。旅行特典を重視するなら、下の表のようにゴールドやプラチナへのステップアップを視野に入れる価値があります。

カード会費基本還元率空港ラウンジ
グリーン・カード月1,100円(年換算13,200円)1.0%付帯なし
ゴールド・プリファード・カード年39,600円(税込)1.0%付帯なし
プラチナ・カード年165,000円(税込)1.0%プライオリティ・パス無制限+センチュリオン・ラウンジ

1年間の利用シーンで価値を具体的にイメージする

スペックの一覧だけでは実感が湧きにくいため、月5万円程度をカードで支払う一般的な利用者を想定して、1年間の使い方を具体的に見てみます。

MR・プラスに登録せず、通常利用のみの場合

年間60万円を1.0%還元で利用すると、ポイント価値は6,000円相当になります。会費13,200円と比較すると、ポイント還元だけでは会費を回収できない計算になり、ブランドの信頼感やアメックス加盟店での優待など、還元率以外の価値をどう評価するかがポイントになります。

MR・プラスに登録し、対象店舗中心に利用する場合

対象店舗での利用を年間30万円程度に集約できれば、その部分は3.0%還元となり9,000円相当のポイントが得られます。残りの30万円を通常還元(1.0%)で計算すると3,000円相当となり、合計12,000円相当のポイントになります。会費13,200円とMR・プラスの年会費3,300円を合わせた16,500円と比べるとやや届きませんが、支出の使い分けを工夫することで差を縮めることができます。

サブカードと組み合わせて弱点を補う

グリーン・カードは基本還元率が突出して高いわけではないため、還元率の高い他カードと組み合わせることで日常の支出をより効率的にカバーできます。

公共料金・税金は還元率の高い別カードに任せる

公共料金・税金の支払いは200円=1ポイントに下がるため、これらの固定費は還元率の高い年会費無料カードにまとめ、グリーン・カードはMR・プラスの対象店舗や日常のショッピングに集中させると効率的です。

1年ごとに利用実績を振り返る

年間13,200円という会費に見合う使い方ができているか、MR・プラスの対象店舗をどれだけ利用できたかを1年に一度振り返る習慣を持つと、継続するかアップグレードを検討するかの判断がしやすくなります。

よくある質問

Q

グリーン・カードの年間の実質的な負担額はいくらですか?

A

月会費1,100円(税込)なので、年間換算では13,200円になります。一般的な年会費制ゴールドカードと近い水準の負担であり、還元率1.0%だけでこの金額を回収するには年間132万円の利用が必要になる計算です。ブランドの信頼感やポイントの使い道の柔軟性など、還元率以外の価値も含めて判断することをおすすめします。

Q

月の途中で解約した場合、その月の会費はどうなりますか?

A

解約手続きを行った月以降は会費が発生しなくなります。詳細な締め日や日割りの扱いは、契約時期によって異なる場合があるため、解約を検討する際はカスタマーサービスに確認することをおすすめします。年会費一括制のカードのように「解約タイミングを損した」と感じにくい点は、月会費制ならではのメリットです。

Q

メンバーシップ・リワード・プラスは必ず登録すべきですか?

A

必須ではありません。年3,300円のオプション料金がかかるため、対象店舗での利用額が少ない場合は登録しないほうが得になることもあります。目安として、対象店舗での年間利用額が16.5万円を超えそうかどうかで判断するとよいでしょう。登録は任意のタイミングでいつでも申し込めます。

Q

海外旅行保険は自動付帯ですか?

A

利用付帯です。旅行代金(航空券やツアー代金など)を本カードで決済することが保険適用の条件になります。

Q

公共料金の支払いでもポイントは通常通り貯まりますか?

A

公共料金・税金の支払いは200円=1ポイントとなり、通常のショッピング利用(100円=1ポイント)よりも還元率が下がります。固定費は他のカードとの使い分けも検討してください。

Q

ゴールドやプラチナへのアップグレードはできますか?

A

アメリカン・エキスプレスでは会員のステータスに応じたアップグレード案内が行われることがあります。具体的な条件や案内の有無は会員ステータスや時期によって異なるため、詳細は公式サイトまたはカスタマーサービスに確認してください。

Q

家族カードの会費はいくらですか?

A

家族カードは月550円(税込)です。本会員のポイントプログラムと連動して利用できるため、家族の支出もまとめてMembership Rewardsとして貯めていくことができます。

Q

ポイントの有効期限を延長する方法はありますか?

A

メンバーシップ・リワード・プラスに登録することで、未登録時に生じる有効期限の制限を緩和できます。長期間かけてポイントを貯めてから大きな交換先に充当したい場合は、登録を前向きに検討する価値があります。

Q

審査に落ちることはありますか?

A

年間の会費負担が一般的な年会費無料カードより高いため、安定した収入や良好な信用情報が判断材料になりやすい傾向があります。他社での支払い遅延がないなど、信用情報を日頃から良好に保っておくことが対策として有効です。特に他社のカードやローンで延滞歴がある場合は、事前に信用情報の状況を見直しておくと安心です。

Q

グリーン・カードとゴールド・プリファードのどちらを選ぶべきですか?

A

月々の会費負担を抑えつつアメックスを試したいならグリーン・カード、年会費一括制でも空港ラウンジ以外の充実した特典を求めるならゴールド・プリファードが候補になります。年間の総支払額はグリーン・カードが13,200円、ゴールド・プリファードが39,600円と差が大きいため、求める特典のボリュームに応じて選ぶとよいでしょう。

この記事を読んだ方はこちらも

コラム一覧