ポイント二重取り・三重取りとは何か
まず「ポイントスタック(重ね取り)」の基本的な仕組みを理解します。
ポイントが積み重なる3つの層
| 層 | 仕組み | 例 | 還元率 |
|---|---|---|---|
| 第1層:基本カード還元 | カードで支払うたびに付与 | 楽天カードで1% | 0.5〜2% |
| 第2層:経由サービス還元 | モール・サイト経由で追加付与 | 楽天市場経由でSPU倍率分 | 1〜10% |
| 第3層:電子マネー経由 | 電子マネーチャージ+利用で二段階 | nanacoチャージ→利用でカード+nanaco | 0.5〜1.5% |
| 特別層:ポイントサイト | サービス利用前にサイトを経由 | ハピタス→楽天市場で+1〜3% | 1〜5% |
二重取りと三重取りの違い
「二重取り」は2つのポイントを同時に獲得すること。例えば「楽天カードで楽天市場の買い物→カードポイント+楽天市場ポイント」の組み合わせが典型例です。
「三重取り」はさらに1つ加えた3層の獲得。「ポイントサイト経由→楽天市場でカード払い→楽天スーパーSALEエントリー」のように3つの還元が同時に発生する状態です。この三重取りを日常的に実践できると年間10,000〜50,000ポイント以上の差が生まれます。
二重取りの基本パターン7選
よく使われる二重取りの基本パターンを解説します。
パターン①:カード+ショッピングモールポイント
楽天市場・Yahoo!ショッピング・Amazonなどのオンラインショッピングモールでカード払いをすると、「モールのポイント(楽天ポイント・PayPayポイント等)」と「カードのポイント(楽天カードポイント・Vポイント等)」の両方が付与されます。
楽天カードで楽天市場の買い物をすると、楽天市場のポイント(基本1%)+楽天カードのポイント(1%)で合計2%還元になります。さらにSPU(スーパーポイントアップ)条件を達成すると最大16.5%まで倍率が上がります。
パターン②:カード+ポイントカード(二枚同時提示)
実店舗での買い物では「ポイントカード提示」と「クレジットカード払い」を同時に行うことで、店舗ポイントとカードポイントを両方もらえます。
例えばドラッグストア(マツキヨ・ウエルシア等)でdポイントカード提示+dカードで払うと「店舗独自ポイント+dポイント(カード分)」の二重取りになります。ウエルシアでは毎月20日の「ウエル活(Tポイント・Vポイント)」で1.5倍換算で利用もできます。
パターン③:電子マネーチャージ経由の二重取り
クレジットカードで電子マネーにチャージ(入金)し、その電子マネーで支払うことで「チャージ時のカードポイント」+「電子マネー使用時のポイント」の二重取りが可能です。
ただしこの手法は対応しているカード・電子マネーの組み合わせが限られます。nanaco(セブン-イレブン系)へのクレカチャージは一部カードのみポイント付与対象。Suicaへのクレカオートチャージはビュー・スイカカードが1.5%と高還元です。
パターン④:ふるさと納税の多重取り
ふるさと納税をポイントアップ期間中に楽天ふるさと納税で楽天カード払いすると、「楽天ポイント(基本1%)+楽天市場SPU倍率+お買い物マラソン倍率」の重ねがけが可能です。
楽天お買い物マラソン+SPU10倍の状態で10万円のふるさと納税をすると、1万ポイント以上が付与されることがあります。自己負担額2,000円に対して1万ポイント還元は実質5,000%の還元率という計算になります。
パターン⑤:ポイントサイト経由のカード申し込み
ポイントサイト(ハピタス・モッピー・ポイントインカム等)経由でクレジットカードを新規申し込みすると、カード会社とは別にポイントサイトからも大量ポイントが付与されます。
高額案件では1枚のカード申し込みで10,000〜60,000ポイント相当が付与されることがあります(2024〜2026年の相場)。このポイントは現金・Amazonギフト券・マイルに交換可能です。
パターン⑥:QR決済×カードチャージの組み合わせ
PayPay・楽天ペイ・d払いなどのQR決済サービスは、クレジットカードから残高チャージ(または直接カード払い連携)して使うことで「QR決済ポイント」+「カードポイント」の二重取りが可能です。
ただしPayPayはクレカチャージ→PayPay残高払いの場合、カード側のポイント付与対象外になるケースがあります。組み合わせごとにポイント付与条件を事前確認してください。
パターン⑦:キャンペーン重ねがけ
カード会社のキャンペーン・モールのセール・店舗の割引・ポイントアップデーが重なる期間に集中購入すると、通常時の3〜10倍のポイントが得られることがあります。
「楽天スーパーSALE期間中」×「楽天お買い物マラソン達成中」×「楽天カード利用特典」×「誕生月」が重なるタイミングが年間最大の二重・三重取り機会です。
三重取りの実践例:年間10万ポイントを目指す
三重取りを組み合わせた実践的な年間計画を解説します。
年間ポイント計画シミュレーション
| 獲得方法 | 年間投入額 | 還元率(目安) | 年間ポイント(目安) |
|---|---|---|---|
| 日常カード払い(固定費+日常支出) | 200万円/年 | 1% | 20,000P |
| 楽天市場SPU最適化(SPU5倍) | 月5万円の通販 | 5% | 30,000P/年 |
| ポイントサイト経由カード申し込み(年2件) | - | - | 20,000〜60,000P |
| ふるさと納税(楽天×お買い物マラソン) | 10万円 | 10% | 10,000P |
| コンビニ高還元(三井住友NL最大7%) | 月2万円 | 7% | 16,800P/年 |
| 合計(中程度の努力で) | - | - | 96,800〜136,800P |
三重取りの実際の事例
【具体例】楽天市場で10,000円の買い物をする場合:①楽天カード基本ポイント(1%)=100P、②楽天市場SPU倍率(仮に5倍)=500P、③ポイントサイト経由(1%)=100P、合計700P(7%還元)。これをお買い物マラソン期間中・エントリー済みで行うと、さらに+αのポイントが積み上がります。
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二重取り・三重取りの注意点と落とし穴
実践する際の注意事項を解説します。
ポイント付与対象外になるケース
- ●電子マネーへのチャージはカードによってポイント対象外の場合がある(要確認)
- ●一部のQR決済×クレカ組み合わせではカード側のポイントが付かない
- ●ポイントアップ倍率には上限(月間・年間の上限ポイント数)が設定されている
- ●ポイントサイト経由でないと対象にならないキャンペーンがある(要エントリー)
ポイントを得るために余計な買い物をしない
「ポイントが10倍だから」という理由だけで不要な商品を購入することは本末転倒です。10,000円の不要品を10倍還元(1,000ポイント)で買っても、9,000円分の損失です。ポイント二重取りはあくまで「必要な支出をより賢く払う」ための手法です。
まとめ:二重取り・三重取りのロードマップ
ポイントスタックを実践するための具体的なステップをまとめます。
実践ステップ
- ●【Step 1】よく使うサービス(楽天市場・Amazon・コンビニ)を特定する
- ●【Step 2】そのサービスでポイントが最も多く付くカードを1枚メインにする
- ●【Step 3】ポイントサイトに登録してネット通販・カード申し込みを経由する習慣をつける
- ●【Step 4】キャンペーン・セール情報のメルマガ登録・通知設定をして重ね時期を逃さない
- ●【Step 5】月末にポイント残高を確認し、有効期限切れを防ぐ