①家族カードの発行:配偶者のカード利用を夫婦一本に集約
子どもが生まれると「片方の親が育児で外出できない時期」に入ります。この時期は特に家族カードの発行がポイント集約に効果的です。
家族カードの発行メリット
家族カードを発行すると、配偶者の利用分もメインカードのポイントに合算されます。例えば妻が育児用品・スーパーでの買い物を家族カードで支払うと、夫のポイントとして一本に集まります。
家族カードの年会費は多くの場合無料(または本会員より大幅に安い)です。早めに発行しておくと、育児中の家計管理が楽になります。
家族カードの発行タイミング
出産前に発行しておくのがベストですが、産後でも問題ありません。申し込みから発行まで1〜2週間かかる場合があるため、退院後の買い物(ベビー用品の追加購入など)に間に合わせるため、できるだけ早く申し込みましょう。
家族カードは「本会員のカードの家族専用カード」として機能します。本会員と同じブランド・デザインのカードが発行されます。
②ベビー用品・育児費専用の高還元カードを選ぶ
赤ちゃんが生まれると、ドラッグストア・スーパー・Amazonでの購入が激増します。これらで高還元率になるカードに切り替えるだけで年間数千〜数万ポイントの差が出ます。
ドラッグストアでの高還元カード
おむつ・ミルク・ベビー用品の多くはドラッグストア(マツモトキヨシ・ウエルシア・ツルハなど)で購入します。各ドラッグストアは独自のポイントカードを持っており、提携クレジットカードを使うとポイントが二重・三重に貯まります。
ウエルシアカード×イオンカードの組み合わせはウエルシアで特に高還元率です。毎月20日の「ウエル活」(Tポイント→ウエルシアで1.5倍で使える)と組み合わせるとさらにお得です。
Amazon・楽天での育児用品購入が多い場合
育休中はネットショッピングが増える傾向があります。Amazonなら「Amazonプライム会員+Amazon Mastercard」が最も還元率が高く、楽天市場利用が多ければ「楽天カード+楽天SPU最大化」が有効です。
Amazonファミリー(プライム会員特典)に登録するとおむつ・ベビー用品が最大15%割引になります。Amazon Mastercardとの組み合わせでさらにポイントが積み上がります。
③学資保険・こども保険の支払いをカードに設定
学資保険(こども保険)の保険料をクレジットカード払いにすると、毎月の保険料(月1〜3万円)にポイントが付きます。
学資保険のカード払い対応状況
ソニー生命・フコク生命・日本生命などの大手保険会社では学資保険のクレジットカード払いに対応しています。ただしすべての保険会社・商品が対応しているわけではないため、契約時または契約後に「カード払いが可能か」を確認しましょう。
毎月2万円の学資保険をカード払いにするだけで、1%還元カードで年間2,400ポイント獲得できます。18年間続ければ累計4万ポイント以上になります。
医療保険・子ども保険のカード払い
子ども医療保険(月2,000〜5,000円)もカード払いに対応している保険会社が多くあります。保険料が少額でも長期にわたって支払うため、カード払いのポイントが積み上がります。
保険の見直しをする際は「カード払いに対応しているか」を比較条件の一つに加えると良いでしょう。
④出産一時金・育児給付金の入金口座をポイント優遇銀行に
出産育児一時金(50万円)・育児休業給付金などの公的給付金の受け取り口座を「ポイント優遇のある銀行」にすることでお得になります。
楽天銀行・SBI銀行のポイント優遇制度
楽天銀行では「ハッピープログラム」により、銀行残高に応じて楽天ポイントが毎月付与されます(100万円以上の残高で月9ポイント〜)。出産一時金などの大きな入金があった時期に楽天銀行の残高を多く保つことで、ポイントが通常より多く貯まります。
住信SBIネット銀行のSBIポイント・auじぶん銀行のPontaポイント連携なども、口座残高を活用したポイント獲得に有効です。
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⑤子育て支援ポイント・自治体キャンペーンに登録
子どもが生まれると、市区町村が提供する「子育て支援ポイント」や「出産祝いクーポン」などの特典を受け取れることがあります。
マイナポータルの子育て特典
マイナポータルにログインすると、住んでいる自治体の子育て支援サービス・給付金の案内が確認できます。「出産ナビ」「子育て支援給付」の申請をオンラインで行えます。各種申請を忘れると受け取れない給付金が多くあるため、出産後すぐに確認しましょう。
マイナンバーカードを持っていない場合は、この機会に申請しておくと今後の手続きが楽になります。
赤ちゃん本舗・西松屋の会員登録
赤ちゃん本舗・西松屋などのベビー用品店では、会員登録(またはアプリダウンロード)で出産記念クーポン・割引特典を受け取れることが多いです。各店のクレジットカードやポイントカードとも連携できます。
ベビーザらス・トイザらスのクレジットカード(ベネポカード等)は育児用品の購入に特化したポイントプログラムを持っています。育児用品をよく買う店のカードを1枚持っておくのがお得です。
⑥医療費の管理:小児科・予防接種をカードで一元管理
子どもの医療費は自治体の助成制度(子ども医療費助成)によって多くの場合無料または低額ですが、カードで支払える医療機関ではカード払いが有利です。
任意予防接種はカード払いで節約
定期接種(無料)以外の任意予防接種(おたふく・インフルエンザ・髄膜炎球菌など)は実費負担です。数千円〜1万円以上かかることもあるため、カード払いでポイントを稼ぎましょう。
複数回接種が必要なワクチン(ロタウイルスなど)は合計2〜3万円かかることもあります。これらをまとめてカード払いにするとまとまったポイントが獲得できます。
年間医療費の記録:確定申告の準備
子どもが生まれると医療費が増えます。年間の医療費が10万円を超える場合は医療費控除の対象になります。カード払いにしておくと医療費の記録がカード明細に残り、確定申告の計算が楽になります。
子どもの医療費助成を受けた金額は医療費控除から差し引く必要があります。助成で無料になった部分は控除対象外です。
⑦子どもの成長に合わせたカード戦略の見直しスケジュール
子どもの成長に合わせて、最適なカードと使い方は変わります。定期的に見直しをするタイミングを把握しておきましょう。
- ✓①家族カードの発行(出産前後に申し込み)
- ✓②ベビー用品・ドラッグストアで高還元のカードを使う
- ✓③学資保険・子ども医療保険のカード払い設定
- ✓④出産一時金受け取り口座をポイント優遇銀行に
- ✓⑤マイナポータルで子育て給付金・特典の申請
- ✓⑥医療費(任意予防接種含む)はカード払いで記録
- ✓⑦年1回のカード戦略見直しを子どもの誕生日に行う
子どもの年齢別カード戦略の変化
0〜3歳:ドラッグストア・Amazonでの育児用品購入が中心→高還元率カードでポイント最大化。3〜6歳:保育園・幼稚園費用(カード払い可能な場合)が加わる→固定費カード化。小学生以降:学童・塾・習い事の月謝がカードで払えるか確認→教育費も集約。
子どもが育つにつれて「何にお金がかかるか」が変わるため、年1回はカードと固定費の設定を見直すことをおすすめします。
子育て中の家計管理:カード明細で支出を見える化
育児中は出費が増えて家計管理が難しくなります。クレジットカードの利用明細を「マネーフォワードME」などの家計簿アプリと連携させることで、育児費・医療費・教育費など項目別に支出を自動集計できます。
「育児費にいくら使っているか」が見えることで、無駄な支出を削減しやすくなります。月1回カード明細を夫婦で確認するだけで、家計の無駄が見つかりやすいです。