クレカ積立の仕組みと基本
クレカ積立がなぜポイントを得られるのかを解説します。
クレカ積立の仕組み
クレカ積立とは証券会社の投資信託(毎月の積立注文)をクレジットカードで決済する仕組みです。通常の買い物と同様にカードのポイントが付与されます。
毎月の積立設定をする際に「クレカ払い」を選択すると、翌月以降の積立日にカードから自動的に決済されます。投資そのものは同じ(同じ投信・同じ金額)ですが、支払い手段をクレカにするだけでポイントがボーナスとして得られる、投資家にとっての「ほぼノーリスクなポイント獲得」です。
クレカ積立が得られるポイントの試算
| 月積立額 | 還元率0.5% | 還元率1.0% | 還元率1.1% | 還元率1.5% |
|---|---|---|---|---|
| 月3万円 | 年1,800P | 年3,600P | 年3,960P | 年5,400P |
| 月5万円 | 年3,000P | 年6,000P | 年6,600P | 年9,000P |
| 月10万円 | 年6,000P | 年12,000P | 年13,200P | 年18,000P |
主要証券会社のクレカ積立比較
2026年時点の主要証券会社のクレカ積立サービスを比較します。
クレカ積立サービス一覧比較
| 証券会社 | 対応カード | 月上限額 | ポイント還元率 | ポイント種類 |
|---|---|---|---|---|
| 楽天証券 | 楽天カード(全グレード) | 月10万円 | 0.5〜1.0%(カードグレードによる) | 楽天ポイント |
| SBI証券 | 三井住友カード(全グレード) | 月10万円 | 0.5〜5.0%(カードグレードによる) | Vポイント |
| マネックス証券 | マネックスカード | 月10万円 | 1.1%(一律) | マネックスポイント |
| auカブコム証券 | au PAYカード | 月10万円 | 1.0% | Pontaポイント |
| 松井証券 | 松井証券カード(MATSUI CARD) | 月10万円 | 1.0% | 松井証券ポイント |
楽天証券×楽天カードの詳細
楽天証券のクレカ積立は楽天カード全グレードに対応しています。楽天カード(一般)は0.5%、楽天ゴールドカードは0.75%、楽天プレミアムカードは1.0%の還元率です。
楽天ポイントをそのまま楽天市場での買い物・楽天ペイ・楽天Edyに使えるため汎用性が高いです。月10万円積立×1.0%=年間12,000ポイントが楽天プレミアムカードで得られます。
SBI証券×三井住友カードの詳細
SBI証券のクレカ積立は三井住友カードの全グレードに対応しています。プラチナプリファード(5.0%)・ゴールドNL(1.0%)・一般NL(0.5%)と、カードグレードによって還元率が大きく変わります。
プラチナプリファードで月10万円積立すると年間60,000Vポイントが付与されます。ただしプラチナプリファードは年会費33,000円のため、積立ポイントだけで年会費を回収できる計算になります(60,000P÷年会費33,000円で元取り可能)。
マネックス証券×マネックスカードの詳細
マネックス証券のクレカ積立はマネックスカードに対応しており、月積立額の1.1%一律でマネックスポイントが付与されます。他社と比べてカードグレードに関係なく1.1%の高還元が得られる点が特徴です。
マネックスポイントはANAマイル・Amazonギフト券・他ポイントへ交換可能です。マネックスカードの年会費は550円(初年度無料、年1回以上の利用で翌年無料)と低コストで始めやすいです。
新NISAとのクレカ積立の組み合わせ
2024年から始まった新NISAとクレカ積立の最適な組み合わせを解説します。
新NISAのつみたて投資枠でクレカ積立を使う
新NISA(少額投資非課税制度)のつみたて投資枠(年間120万円まで)はクレカ積立と完全に組み合わせられます。投資利益が非課税になる新NISAを使いながら、クレカ積立でポイントも得られる「二重のメリット」が享受できます。
月10万円×12ヶ月=年間120万円をつみたて投資枠で全額クレカ積立にすれば、ポイント(還元率1%で年間12,000P)+運用益非課税の両方が実現します。
証券会社選びのポイント
- ●楽天経済圏ユーザー→楽天証券×楽天プレミアムカード(ポイントを楽天市場・楽天ペイで使いやすい)
- ●三井住友カードユーザー・コンビニ高還元を活用中→SBI証券×三井住友カード(Vポイント統合後に使いやすい)
- ●マイル派・ANAマイルを貯めたい→マネックス証券×マネックスカード(1.1%→ANAマイル交換)
- ●auユーザー・ドコモ系→auカブコム証券×au PAYカード(Pontaポイント→dポイント交換も可)
クレカ積立の注意点
クレカ積立を始める前に知っておくべき注意点を解説します。
注意すべきポイント
- ●【注意1】引き落とし日にカードの残高不足になると積立が失敗する(口座残高を常に管理)
- ●【注意2】月の上限額は各社共通で10万円(2024〜2026年時点)
- ●【注意3】ポイント還元率は証券会社・カード会社の規約変更で変わることがある
- ●【注意4】投資信託そのものに元本保証はない(ポイントのために損をする投資はNG)
- ●【注意5】一部の投資信託はクレカ積立の対象外になることがある(要確認)
まとめ:クレカ積立を始める3ステップ
クレカ積立を今すぐ始めるための手順をまとめます。
始め方3ステップ
- ●【Step 1】メインで使いたい証券会社(SBI・楽天・マネックス)の口座を開設する(ネットで完結)
- ●【Step 2】証券会社と提携しているカードを準備する(または新規申し込み)
- ●【Step 3】証券会社のサイト・アプリで「クレカ積立の設定」を行い、毎月の積立金額・投資信託を選ぶ