クレジットカードの基本的な仕組み
クレジットカードとは、カード会社が一時的に代金を立て替えてくれる後払い決済の仕組みです。買い物時にカードを提示または読み取らせると、カード会社が代金を支払い、後日(通常翌月または翌々月)に口座から引き落とされます。
クレジット(credit)とは「信用」という意味です。カード会社があなたの信用をもとに代金を立て替えてくれる仕組みのため、审査(信用審査)があります。審査では収入・職業・過去の支払い履歴などが確認されます。
クレジットカードとデビットカード・プリペイドカードの違い
クレジットカードは「後払い」、デビットカードは「即時引き落とし(リアルタイム払い)」、プリペイドカードは「前払い(チャージ制)」という違いがあります。
クレジットカードは信用審査があるため、デビットカード・プリペイドカードよりも申し込みに手間がかかりますが、ポイント還元・付帯保険・分割払いなどの機能が充実しています。
- ●クレジットカード:後払い・審査あり・ポイント還元が豊富
- ●デビットカード:即時引き落とし・審査なし・使い過ぎのリスクが低い
- ●プリペイドカード:前払い・審査なし・使える金額に上限あり
クレジットカードのポイントの仕組み
カードを利用すると、利用金額に応じてポイントが付与されます。たとえば還元率1.0%のカードで1,000円を使うと10ポイント(10円相当)が貯まります。
貯まったポイントは、キャッシュバック・商品券・ギフトカード・マイル・他のポイントへの交換など様々な方法で使えます。ポイントの使い道が多いカードほど、貯めたポイントを無駄なく活用できます。
支払い方法の種類(一括払い・分割払い・リボ払い)
①一括払い:利用金額を翌月または翌々月に全額支払う方法です。手数料がかからないため、基本的に一括払いを選びましょう。②分割払い:支払いを数回に分けます。回数によっては手数料(分割金利)が発生します。③リボ払い:毎月の支払い額を一定にする方法ですが、残高に高い利息がかかるため注意が必要です。
初めてカードを使う方は、必ず「1回払い(一括払い)」を選ぶ習慣をつけてください。リボ払いは支払いが楽に見えますが、利息が膨らみやすく、カード会社にとって最も利益が出る支払い方法です。
初めてのカードを選ぶ5つのポイント
初めてカードを選ぶ際に迷わないよう、5つの基準を設けました。これらの観点で比較すれば、自分に合った1枚を見つけやすくなります。
①年会費は永年無料を選ぶ
初めてのカードは年会費永年無料のものを選びましょう。初めはカードの使い方を覚えることが先決で、年会費を払ってまで特典を追求する必要はありません。
「条件付き無料(〇〇円以上利用で翌年無料)」のカードは、条件を満たせない年に年会費が発生するため注意が必要です。「永年無料」と明記されているカードを選べば、使用頻度に関わらずコストゼロで維持できます。
②基本還元率は0.5%以上、できれば1.0%以上を選ぶ
ポイント還元率は最低でも0.5%、できれば1.0%以上のカードを選ぶとお得です。還元率0.5%と1.0%では同じ支出でも年間で大きな差が出ます。
初めてのカードなら、年会費無料で基本還元率1.0%の「楽天カード」か「JCBカード W(39歳以下)」を選ぶと間違いありません。
③国際ブランドはVISAかMastercardが使いやすい
クレジットカードにはVISA・Mastercard・JCB・American Expressなどの国際ブランドがあります。初めてのカードにはVISAかMastercardをおすすめします。世界中で最も広く使われているブランドで、国内外のほぼあらゆる場所で使えます。
JCBは日本国内の加盟店が多く国内利用に強いブランドです。初めてのカードがJCBでも国内利用では問題ありません。ただし海外では使えない場所があるため、海外旅行をよくする方はVISAかMastercardを選ぶと安心です。
④審査が通りやすいカードを選ぶ
初めてカードを作る方は、審査基準が比較的緩やかなカードから申し込むのがおすすめです。楽天カード・エポスカード・三井住友カード(NL)などは初めての方でも審査が通りやすいとされています。
審査に落ちると信用情報機関に記録が残るため、複数のカードに同時に申し込むのは避けましょう。まず1枚に絞って申し込みを行いましょう。
⑤ポイントの使い道が多いカードを選ぶ
貯まったポイントの使い道が多いカードを選ぶと、ポイントを無駄にしにくくなります。楽天ポイント・Vポイント・Oki Dokiポイントなどは多くのサービスで使えて汎用性が高いです。
ポイントの有効期限も確認しましょう。有効期限が短いカードは、ポイントが貯まる前に失効するリスクがあります。
初めての方におすすめのクレジットカード3選
上記の選び方のポイントをもとに、初めての方に特におすすめのカードを3枚厳選しました。
楽天カード(最も初めての方に向いている)
楽天カードは日本で最も申込者が多いクレジットカードで、年会費永年無料・基本還元率1.0%という申し分ないスペックを持ちます。審査基準が比較的緩やかで、収入が少ない方や初めての方でも審査が通りやすいとされています。
楽天ポイントは楽天市場・楽天トラベルだけでなく、コンビニや飲食店でも使えるため、貯めたポイントを日常的に活用できます。国際ブランドもVISA・Mastercard・JCB・Amexから選べるため、用途に合わせて選択できる点も嬉しいです。
エポスカード(優待が豊富・審査が通りやすい)
エポスカードは丸井グループが発行する年会費永年無料のVisaカードです。審査通過率が高く、初めての方やクレジットヒストリーがない方でも審査が通りやすいとされています。
マルイ・モディでの優待割引をはじめ、カラオケ・映画館・飲食店など多くのスポットで割引特典が受けられます。若い方や優待を活用したい方に特に向いています。海外旅行傷害保険が自動付帯(保有するだけで適用)なため、旅行好きな方にも安心です。
三井住友カード(NL)(セキュリティ重視の方に)
三井住友カード(NL)はナンバーレスデザインのVisaカードで、カード券面に番号が記載されていないためセキュリティ面で優れています。コンビニ・マクドナルドでのVisaタッチ決済時に最大7%還元という強力な特典も魅力です。
大手銀行系カードのため信頼性も高く、初めてのカードとして持っておくと安心感があります。アプリでの管理が充実しており、スマートフォンとの相性も良好です。
クレジットカードの申し込み手順
クレジットカードの申し込みはすべてオンラインで完結します。以下の手順で進めましょう。
STEP1:カードを選んで公式サイトへアクセス
申し込みは必ずカード会社の公式サイトから行いましょう。検索エンジンで「楽天カード 申し込み」などと検索し、公式サイトに直接アクセスすることをおすすめします。フィッシングサイトに誘導されないよう、URLをよく確認してください。
STEP2:申し込みフォームに入力する
氏名・住所・生年月日・連絡先・職業・年収・引き落とし口座情報などを入力します。すべて正確に記入することが重要です。虚偽の情報を記入すると審査に通っても後から問題になる可能性があります。
引き落とし口座は普段使っている銀行口座で問題ありません。ゆうちょ銀行・都市銀行・地方銀行・ネット銀行など多くの金融機関に対応しています。
STEP3:本人確認書類を提出する
申し込み後に本人確認書類の提出が求められます。運転免許証・パスポート・マイナンバーカードなどをスマートフォンで撮影してアップロードするのが一般的です。
書類に不備があると審査が遅れるため、写真は鮮明に撮影して提出しましょう。
STEP4:審査結果を待つ
申し込み後、最短即日から数日で審査結果がメールや郵便で届きます。楽天カードは最短即日審査が可能です。審査通過後にカードが郵送され、到着まで通常1〜2週間かかります。
審査に落ちた場合は、6ヶ月以上期間を空けてから別のカードに申し込むことをおすすめします。
あわせておすすめ:エポスカード
入会後1ヶ月以内の利用で2,000ポイントプレゼント
公式サイトへ移動します
クレジットカードを安全に使うための注意点
クレジットカードは便利ですが、安全に使うためのルールを守ることが重要です。以下の点に注意して、トラブルなく利用しましょう。
- ✓毎月の利用明細を必ず確認する(不正利用の早期発見のため)
- ✓1回払い(一括払い)を基本にする(リボ払いは避ける)
- ✓カード番号・有効期限・セキュリティコードは他人に教えない
- ✓身に覚えのない請求があったらすぐカード会社に連絡する
- ✓スマートフォンのカード利用通知をオンにしておく
- ✓公共Wi-Fiでのカード情報入力は避ける
まとめ
初めてのクレジットカードは、①年会費永年無料、②還元率0.5%以上、③VISA・Mastercardの国際ブランド、④審査が通りやすい、⑤ポイントの使い道が多い、という5つの基準で選びましょう。
特に初めての方には楽天カードがおすすめです。年会費無料・還元率1.0%・審査が通りやすい・ポイントが使いやすいと、初めてのカードに求められる条件をすべて満たしています。まず1枚から始めて、使い慣れてから2枚目を検討してみてください。