海外在住者のクレジットカード選びの重要ポイント
海外でのカード利用では、国内利用とは異なる視点でカードを選ぶ必要があります。
海外利用で最も重要な「外貨決済手数料」
海外でクレジットカードを使うと「外貨決済手数料」(海外事務手数料)が上乗せされます。手数料は1.63〜3%とカードによって大きく異なり、毎月100万円以上の海外支出がある駐在員にとっては年間1〜3万円以上の差になります。
| カード | 外貨決済手数料 | 年会費 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| ソニー銀行Wallet(デビット) | 0%(外貨自動両替) | 無料 | 外貨手数料実質ゼロ |
| 三井住友カード(NL) | 1.63%(Visa) | 永年無料 | バランス良 |
| 楽天カード | 1.63%(Visa/Master) | 永年無料 | ポイント還元1% |
| ANAワイドゴールドカード | 2.00% | 15,400円 | マイル積立に強い |
| アメックスゴールド | 2.00% | 31,900円 | プレミアム特典豊富 |
| JALプラチナカード | 2.16% | 34,100円 | JALマイル最強 |
| セゾンブルーアメックス | 1.63% | 3,300円(26歳以下無料) | 若者向け |
海外在住中のカード維持管理
海外在住中はカードの住所変更・引き落とし口座の管理が重要です。海外転出届を提出しても、日本の銀行口座からの引き落としが続く限りカードは使い続けられます。
年会費の支払いが続く場合は、使わないカードは解約を検討しましょう。年会費無料のカード(三井住友NL・楽天カード等)を維持しておくと帰国後もすぐに使えます。
海外在住者に最適なカードの選び方
目的(手数料最小化・マイル積立・ポイント還元)によって最適なカードが変わります。
外貨手数料ゼロを実現するソニー銀行Walletカード
ソニー銀行WalletはVisaデビットカードですが、外貨自動両替機能により外貨決済手数料が実質0%になります(外貨預金口座がある通貨の場合)。海外在住者の日常決済に最適です。
円安局面では日本円口座から外貨に両替するタイミングが重要ですが、ソニー銀行の為替レートは比較的優遇されています。
マイル積立に強い海外利用向けカード
マイルを貯めて帰国・一時帰国の航空券に充てたい方には、ANAカード(ANAマイル1マイル/100〜200円)またはJALカード(JALマイル1マイル/100〜200円)が有力です。
海外在住の駐在員は飛行機移動が多いため、フライトマイル+カードマイルの両方を積み立てることで毎年1〜2回の無料帰国フライトが可能になります。
楽天カードを海外でも使うメリット
楽天カード(海外利用手数料1.63%)は海外でも1%のポイントが付与されます。楽天市場での日本からの購入(帰国時用の買い物等)にSPUポイントも継続して貯められます。
楽天カードは年会費無料で海外でのショッピング・緊急時の支払いにも使えるため、海外在住者のサブカードとして1枚持つのに最適です。
海外在住中の日本向け買い物・送金のカード活用
日本の家族への仕送り・日本向けネット通販のカード活用法を解説します。
日本へのネット通販(楽天・Amazon)のカード管理
海外在住中でも楽天市場・Amazon.co.jpでの買い物は日本のカードで可能です。日本の配送先(実家・倉庫サービス等)を設定することで、日本のアカウントを維持しながらポイントを積み立てられます。
楽天SPUは継続して維持できるため、海外在住中も楽天経済圏のポイントを積み立て続けることが可能です。
一時帰国・帰国時の高額買い物でポイント最大化
一時帰国時に家電・衣料品・お土産等の大量購入をする場合、楽天スーパーSALE・Amazonブラックフライデー等のキャンペーンに合わせることで大きなポイント還元が得られます。
帰国日をキャンペーン時期(11月・3月等)に合わせて計画することで、一時帰国の買い物コストを大幅に節約できます。