旅行予約サイトとカードの相性が重要な理由
旅行予約サイトで支払いをするとき、どのカードを使うかで還元率が大きく異なります。サイト独自のポイントプログラムとカードのポイントを「2重取り」できる組み合わせが最もお得です。
ポイントの2重取り・3重取りとは
旅行予約サイトには独自のポイントプログラムがあります(楽天トラベルなら楽天ポイント、じゃらんならじゃらんポイント等)。これらのサイトで支払いにクレジットカードを使うと、サイトのポイント+カードのポイントの2重取りが可能です。
さらにサイトのアプリ経由や特定のプランを選ぶと3重取りになるケースもあります。旅行費用は高額になりやすいため、この差は数千〜数万円に膨らみます。
旅行費用の平均と獲得ポイントの試算
国内旅行の平均費用は1人あたり1泊2日で3〜6万円、海外旅行は1回あたり20〜50万円と言われています。1%還元なら国内旅行で300〜600円、海外旅行で2,000〜5,000円のポイントが貯まります。
旅行予約サイトのポイントと合算すると、国内旅行1泊で1,000〜3,000円分、海外旅行1回で5,000〜15,000円分のポイントが獲得できることも珍しくありません。
楽天トラベルで最もお得なカード
楽天トラベルは国内旅行予約サイトの最大手の一つです。楽天経済圏のユーザーには特に相性が良いサイトです。
楽天カード×楽天トラベルの最強コンビ
楽天トラベルで楽天カードを使って予約すると、楽天トラベルのポイント(1%〜)+楽天カードのポイント(1%)の2重取りが基本になります。楽天スーパーSALE期間中やお買い物マラソン中は楽天トラベルのポイント倍率がさらに上がり、合計で3〜5%以上の還元率になることがあります。
楽天プレミアムカード(年会費11,000円)を持つと楽天トラベルでのポイントが通常より優遇されます。旅行頻度が高い方にはプレミアムカードへのアップグレードも検討の価値があります。
- ●楽天カード基本還元:1%
- ●楽天トラベルのポイント:1%〜
- ●合計最低還元率:2%〜
- ●セール時:さらに追加ポイント
- ●楽天プレミアムカード:トラベルポイント優遇あり
楽天SPUの旅行費用への活用
楽天トラベルで年1回以上宿泊予約すると楽天SPU(スーパーポイントアッププログラム)の条件の一つを達成し、楽天市場での還元率が+1%アップします。旅行予約が楽天市場でのポイント還元率向上にも連動するという相乗効果があります。
楽天トラベルのセールや「お得なクーポン」は定期的に配信されるため、タイミングを合わせた予約でさらにお得になります。
じゃらんで最もお得なカード
じゃらんはリクルートが運営する国内旅行予約サイトです。リクルート系のカードとの相性が抜群です。
リクルートカード×じゃらんで最大還元
じゃらんはリクルートが運営しており、リクルートカードで予約するとじゃらんのポイント(1.2%〜)+リクルートカードのポイント(1.2%)の合計2.4%以上の還元率になります。これは旅行予約サイトの中でも最高水準の汎用還元率です。
じゃらんのポイントはPontaポイントに交換でき、リクルートポイントもPontaポイントに交換可能なため、すべてPontaに集約して使うことができます。ローソン・HotPepper・ガソリンスタンドなどで幅広く利用できます。
- ●リクルートカード基本還元:1.2%
- ●じゃらんポイント:1.2%〜
- ●合計最低還元率:2.4%〜
- ●ポイント:Pontaポイントに交換可
- ●年会費:永年無料
じゃらんのクーポン・セールとの組み合わせ
じゃらんでは「直前割」「連泊割」「早割」など多数のクーポン・割引が常時提供されています。これらのクーポン利用時もリクルートカードのポイントは通常通り付与されます。割引後の金額に対してポイントが計算されますが、元の料金より安く旅行できるためコストパフォーマンスは最高水準です。
一休.comで最もお得なカード
一休.comは高級ホテル・旅館の予約に特化したプレミアムな旅行予約サイトです。富裕層向けのカードとの相性が良いです。
アメックスゴールド×一休.comでプレミアム体験
一休.comの高級ホテルはアメックスのFHR(ファイン・ホテルズ・アンド・リゾーツ)プログラムと提携しているケースがあります。アメックスプラチナ・アメックスゴールドを持つユーザーは、一休.com経由の予約でアップグレード・アーリーチェックイン・クレジット付与などの特典を受けられることがあります。
一休.comはプレミアムな宿泊施設が中心なため、1泊3〜10万円以上の高額予約も多いです。高額な支払いでポイントを最大化するためには、還元率よりもプレミアム特典(客室アップグレード・無料朝食等)が実質的に大きな価値を持ちます。
一休.com × ダイナースクラブ・JCBプラチナの活用
ダイナースクラブカードやJCBプラチナカードは、提携ホテルでの優待サービスが充実しています。一休.comで予約後にカードのコンシェルジュデスクに連絡することで、特別な手配(記念日演出・特別ディナー・スパ割引等)を依頼できます。
一休.comのプレミアム会員(一休.com ダイヤモンド等)になると予約時のポイント還元率がアップし、高額な宿泊でさらに多くのポイントが貯まります。
Expedia・Booking.comで最もお得なカード
海外旅行・外資系ホテル予約で多く使われるExpediaとBooking.comでのカード選びを解説します。
Expedia × 海外旅行向けカードの組み合わせ
Expediaはアメリカ発の旅行予約サイトで、世界中のホテル・航空券・ツアーを予約できます。Expediaでの予約はカードの基本還元率でポイントが付与されます。海外決済(外貨建て)になるため、海外利用手数料が低いカードが有利です。
三井住友カードゴールドNL(海外利用手数料:2.0%)、楽天カード(1.63%)など、海外利用手数料が低いカードを選ぶことで、Expediaでの海外ホテル予約コストを抑えられます。
Booking.com × マイルカードの活用
Booking.comは世界最大のホテル予約サイトの一つです。ANAカード・JALカードでBooking.comの予約をすると、海外宿泊費でマイルが貯まります。特に長期滞在・高額ホテルの予約ではマイル積算額が大きくなります。
Booking.comにはBooking.comの独自ポイントプログラム(Genius会員)があります。予約回数が増えるにつれて割引率がアップするため、Booking.comを頻繁に使う方は会員ランクを上げることで実質還元率がさらに高まります。
あわせておすすめ:JCBカード W
国内ホテル直予約 vs 旅行サイト経由予約
旅行予約サイト経由とホテル公式直予約のどちらがお得か、カードポイントの観点から比較します。
旅行サイト経由のメリット・デメリット
旅行サイト経由の予約はサイトのポイント+カードのポイントの2重取りができる反面、ホテル側のロイヤルティプログラム(マリオットボンヴォイ・ヒルトンオナーズ等)のポイントが付与されない(または減額される)ケースがあります。
外資系高級ホテルチェーン(マリオット・ヒルトン・ハイアット等)に頻繁に宿泊する方は、ホテルの公式直予約+ホテルカード(例:マリオットボンヴォイアメックスカード)の組み合わせの方が長期的にお得になることがあります。
ホテル直予約が有利なケース
マリオットボンヴォイアメックスカードで公式予約すると、マリオット系列ホテルで6ポイント/ドル(一般加盟店の3倍以上)という高い還元率になります。さらにマリオットのエリートステータスが上がることで、客室アップグレード・無料朝食・レイトチェックアウト等の特典が受けられます。
出張が多くマリオット・ヒルトンなど特定のホテルチェーンを頻繁に利用する方には、そのチェーンのコブランドカード(提携カード)での直予約が最も総合的にお得です。
航空券予約での最強カードの組み合わせ
旅行費用の中でも高額になる航空券の予約で最もお得なカード選びを解説します。
ANA公式 × ANAカードで最大マイル
ANA公式サイトでANAカードを使って航空券を購入すると、フライトマイル+カードのボーナスマイルが付与され、最も効率よくANAマイルが貯まります。ANA VISA/Masterカード(一般)でANA公式購入すると、区間基本マイル×100%+カード購入ボーナスが付与されます。
東京〜沖縄往復(約3,000〜4,000マイル)のフライトマイルに加え、航空券代金(2〜4万円)のカードポイント(マイル換算で200〜400マイル相当)が積み上がります。
LCC(格安航空)でのカード活用
ピーチ・ジェットスター・スターフライヤー等のLCCはマイルプログラムを持たないため、カードのポイント還元を最大化することが最もお得な戦略になります。LCCの安い航空券(5,000〜15,000円)をリクルートカード(1.2%)やJCB CARD W(2%)で購入することで、低コストで旅行しながらポイントも獲得できます。
旅行目的別・最強カードまとめ
旅行の種類・利用サイト・目的別に最強カードをまとめます。
国内旅行(コスパ重視)の最強カード
じゃらん利用ならリクルートカード(1.2%+じゃらんポイント1.2%=合計2.4%〜)が最強です。楽天トラベル利用なら楽天カード(1%+楽天ポイント1%=合計2%〜、セール時はさらにアップ)が最適です。年会費無料でコスパを最優先するなら、使う旅行サイトに合わせてカードを選ぶことが基本です。
- ●じゃらん:リクルートカード(合計2.4%〜)
- ●楽天トラベル:楽天カード(合計2%〜・セール時さらにアップ)
- ●Yahoo!トラベル:PayPayカード(ポイント倍率アップ)
- ●るるぶトラベル:JCB CARD W(Amazon・ネット系と合わせて高還元)
海外旅行・プレミアム旅行の最強カード
マイル重視ならANAカード・JALカード(海外旅行でも航空券・ホテルでマイル積算)が最強です。プレミアムな旅行体験を求めるならアメックスプラチナ(FHRプログラム・空港ラウンジ・旅行保険)が圧倒的な価値を提供します。
海外旅行で利用する際は海外利用手数料(外貨取引手数料)が低いカードを選ぶことも重要です。楽天プレミアムカード・三井住友カードゴールドNLは海外利用手数料が比較的低い水準です。
- ●マイル最優先:ANAカード・JALカード
- ●プレミアム体験:アメックスプラチナ・JCBプラチナ
- ●コスパ海外旅行:楽天カード(海外利用手数料1.63%と低め)
- ●高級ホテルチェーン:マリオットボンヴォイアメックス・SPGアメックス
出張・ビジネス旅行の最強カード
出張の多いビジネスパーソンにはANAカードWide Gold(出張でのフライトマイル+カードマイル+空港ラウンジ)またはアメックスビジネスゴールド(経費管理・コンシェルジュ・旅行保険)が最適です。
出張費用を会社経費として計上する場合も、カードのポイント・マイルは個人に付与されるため、出張のたびにポイント・マイルが個人の資産として積み上がっていきます。
まとめ:旅行サイトとカードの黄金コンビで旅費を最大節約
旅行予約サイトとクレジットカードの最強コンビは「じゃらん×リクルートカード(2.4%〜)」「楽天トラベル×楽天カード(2%〜・セール時倍増)」「一休.com×アメックスゴールド(プレミアム特典)」です。旅行の目的・頻度・利用サイトに合わせてカードを選ぶことで、毎年の旅行費用から数万円分のポイントを獲得できます。
年間の旅行費用が20〜50万円という方は、旅行専用のポイント最強カードを1枚持つだけで年間4,000〜10,000円以上のポイントが自動で貯まります。旅行の計画を立てる前に、まず使う旅行サイトとカードの最強コンビを確認することから始めましょう。