ガソリン代節約のクレジットカード選び方
ガソリン代のカード選びには主に2つのアプローチがあります。①特定のガソリンスタンドに特化した提携カード、②ガソリンスタンドを選ばず使える汎用高還元カードです。
主要ガソリンスタンド提携カードの比較
エネオス・出光・コスモなど主要スタンドの提携カードを比較します。
ENEOSカード(エネオス専用・最大7円/L割引)
ENEOSカードはエネオスガソリンスタンドで給油するたびにリットル当たり2円の割引が適用されます。さらに月間利用額に応じてポイントが付与され、ポイント還元と合わせると実質的な割引がさらに大きくなります。
ENEOSカードには複数の種類があります。ENEOSカードS(スタンダード)は年会費1,375円でガソリン2円/L割引、ENEOSカードP(ポイント還元重視)はガソリン割引なしでポイント1.5%還元です。よく使うENEOSの店舗を確認してから選びましょう。
- ●ENEOSカードS:年会費1,375円・ガソリン2円/L割引
- ●ENEOSカードC:年会費1,375円・ガソリン3円/L割引(条件あり)
- ●ENEOSカードP:年会費1,375円・ポイント1.5%還元
- ●適用スタンド:全国のエネオスガソリンスタンド
出光カードまいどプラス(出光専用・ポイント高還元)
出光カードまいどプラスは出光・apollostation(アポロステーション)での給油でポイントが高還元で付与されます。基本ポイント還元率は1.5%で、出光での給油はさらにポイントがアップします。ロードサービス(24時間対応)も付帯しており、万が一のトラブル時にも安心です。
出光はapollostationへのブランド転換が進んでおり、出光カードは今後apollostationでもそのまま使えます。
コスモ・ザ・カード(コスモ専用・給油で割引)
コスモ石油のコスモ・ザ・カード(コスモ石油の各種カード)はコスモ石油スタンドでの給油で割引・ポイント優遇が受けられます。コスモのセルフスタンドを使う方には効果的なカードです。
シェル・スターレックスカード(Shell専用)
Shellのシェル・スターレックスカードは昭和シェル(現在はエネオスと統合)のスタンドで使えるカードです。ガソリン価格割引・ポイント還元が受けられますが、現在はENEOSとの統合が進んでいるため確認が必要です。
ガソリン代にも使える汎用高還元カード
特定スタンドに縛られず、どのガソリンスタンドでも高い還元率が受けられる汎用カードを紹介します。
リクルートカード(1.2%還元・縛りなし)
リクルートカードは年会費無料で基本還元率1.2%と、年会費無料カードの中で最高水準の還元率です。ガソリンスタンドの縛りがなく、どのスタンドで給油してもリクルートポイント1.2%が付与されます。リクルートポイントはPontaポイントへ交換でき、使い道が豊富です。
月の給油代が10,000円なら毎月120円・年間1,440円分のポイントが貯まります。シンプルで使いやすく、スタンドを価格で使い分けたい方に最適です。
dカード(dポイントクラブ加盟店で高還元)
dカードはENEOS・apollostationなど一部のガソリンスタンドがdポイントクラブ加盟店となっており、給油でdポイントが追加で付与されます。dカードの基本還元率1.0%に加え、スタンドのポイントが加算されます。
dカード特約店のガソリンスタンドでは合計2〜3%の還元率になることがあります。ドコモユーザーでdポイントをメインに貯めている方に向いています。
楽天カード×楽天ポイントカード(ENEOS)
ENEOSの一部のガソリンスタンドでは楽天ポイントカードが使えます。楽天カードでの決済(1%)+楽天ポイントカード提示(スタンドにより異なる)の組み合わせで、楽天ポイントを効率よく貯めることができます。
ガソリン代節約の追加テクニック
カード選びに加えて、ガソリン代をさらに節約するテクニックを紹介します。
セルフスタンドを活用する
セルフ式のガソリンスタンドはフルサービスより1リットルあたり3〜10円程度安い場合が多いです。提携カードの割引とセルフスタンドの安さを組み合わせることで、節約効果が最大化します。
ポイントサービスとの組み合わせ
ENEOSの一部のスタンドではdポイントカード・Tポイントカード(Vポイント)・楽天ポイントカードが使えます。クレジットカードのポイント+スタンドのポイントカードの二重取りが可能な場合は積極的に活用しましょう。
ガソリン価格比較アプリで安いスタンドを探す
「gogo.gs」などのガソリン価格比較サイト・アプリを活用することで、近隣の最安値スタンドを確認できます。プラス1〜2円の差でも年間では大きな節約になります。提携カードの割引と安いスタンドを組み合わせることが理想的ですが、スタンドの違いが大きい場合は価格優先の選択も有効です。
車乗りにおすすめのクレジットカード総合比較
ガソリン代だけでなく、自動車保険・カーディーラー・高速料金・駐車場など車に関する支出全体を考慮したカード選びをしましょう。
ENEOSをメインに使う方 → ENEOSカード一択
家や職場の近くにENEOSスタンドがある方は、ENEOSカードが圧倒的にお得です。年間10,000リットル以上の給油をする方(営業車・長距離ドライバー)は割引額が大きくなります。
スタンドを選ばず使いたい方 → リクルートカード
スタンドを価格で使い分けたい・特定スタンドに縛られたくない方には、年会費無料・どこでも1.2%還元のリクルートカードが最適です。
ドコモユーザーならdカード
dカードはENEOS等の一部スタンドがdポイントクラブ加盟店のため、dポイントの二重取りができます。携帯料金と合わせてdポイントを集中的に貯めたいドコモユーザーに向いています。
まとめ:よく使うスタンドで最もお得なカードを選ぶ
ガソリン代の節約は「よく使うスタンドがどこか」によって最適解が変わります。ENEOSユーザーはENEOSカード・出光ユーザーは出光カードまいどプラスが高い割引・還元を受けられます。
スタンドを選ばない方・安い店舗を使い分けたい方には、年会費無料で1.2%還元のリクルートカードが最もシンプルでお得な選択です。ガソリン代はカード1枚の選択で年間数千円〜1万円以上の差が生まれます。
ガソリンスタンドでポイントを最大化するテクニック
カードを持つだけでなく、正しい使い方をすることでポイント獲得量は2〜3倍以上に変わります。ガソリンスタンドに関連した支出で実践できる、ポイント最大化のテクニックを紹介します。
テクニック① キャンペーン・入会特典の活用
クレジットカードの新規入会キャンペーンは非常にお得な機会です。入会後3ヶ月以内に一定金額以上利用で数千〜数万ポイントが付与されるキャンペーンが多く、このタイミングにガソリンスタンドの大きな買い物(用品・会費・旅行など)を集中させるのが賢明です。
テクニック② ポイントモールの活用
ガソリンスタンド関連の購入でAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどを使う際は、必ずカード系のポイントモールを経由する習慣をつけましょう。同じ商品・同じ価格でもポイント還元が大きく変わります。
テクニック③ 年間利用特典・マイルストーン活用
ガソリンスタンドの費用が年間50万円以上になる方は、ゴールドカードへのステップアップも視野に入れましょう。年会費有料でも、ボーナスポイントや優待特典で十分に元が取れるケースがあります。
テクニック④ 支払い方法の一本化
ガソリンスタンド関連のあらゆる支払いを1枚のカードに集中させることで、年間獲得ポイントが大幅に増えます。現金払い・銀行振込・コンビニ払いになっている支出を洗い出してカード払いに変更しましょう。
固定費(サブスク・光熱費・スマホ代・保険料)も同じカードにまとめることで、ガソリンスタンドの変動費と合わせてポイントが効率よく貯まります。年間で数千〜1万円以上のポイント差になることも珍しくありません。
ガソリンスタンドの年間費用シミュレーションと節約効果
ガソリンスタンドに関連した年間支出をカード払いにした場合の節約効果をシミュレーションで確認しましょう。カードの還元率の差が1年でどれくらいの差になるかを把握することが、最適カード選びの第一歩です。
還元率による差額の実例
ガソリンスタンドの年間支出が20万円の場合、還元率0.5%のカードでは1,000円相当のポイント獲得ですが、還元率1.2%(リクルートカード等)では2,400円相当と約2.4倍の差が生まれます。楽天市場でSPU(3〜10%以上)を活用できる方はさらに大きな差になります。
ガソリンスタンドでのクレジットカード活用|初心者ガイド
クレジットカードを初めて作る方や、ガソリンスタンドでのカード活用に慣れていない方のために、申込みから実際の利用開始・ポイント確認まで、ステップごとに分かりやすく解説します。
STEP1|カードを選んで申し込む
本記事の比較表・選び方の基準を参考に、自分のガソリンスタンド利用スタイルに合ったカードを1枚選びましょう。初めての方は年会費無料(楽天カード・三井住友カード(NL)・JCBカードW等)から始めるのが安全です。申込みはスマートフォンやPCから5〜10分程度で完了します。
STEP2|カード到着後の初期設定
次にガソリンスタンドに関連する主な支払い先をカード払いに設定します。サブスクリプション・定期購入・会費などの固定費は特に忘れずに変更しましょう。利用通知をONにしておくと不正利用の早期発見にも役立ちます。
STEP3|ポイントを貯めて活用する
貯まったポイントはガソリンスタンド関連の次回購入・日常のスーパー・コンビニ・旅行・ポイント投資(一部カード)などに活用できます。月1回のポイント確認を習慣にすることで、計画的な節約が実現します。
ガソリンスタンドでのクレジットカード活用でよくある失敗パターン
失敗① 還元率にこだわりすぎてカードを乱発する
「このシーンではAカード、あのシーンではBカード」と複数枚を使い分けると、管理が煩雑になり、ポイントが分散して失効しやすくなります。特にガソリンスタンドだけのために枚数を増やすのは慎重に。
失敗② リボ払い・分割払いの常用
クレジットカードのリボルビング払い(リボ払い)は毎月の支払いが一定になる反面、年15%程度の高い手数料がかかります。ガソリンスタンドの大きな買い物でリボを多用すると、ポイント還元で得た分をはるかに超える手数料を支払うことになります。
クレジットカードの安全な運用チェックリスト
ガソリンスタンドに限らず、クレジットカードを長く安心して使うためのセキュリティ管理を確認しましょう。
定期的な見直し(年1回)
また、自分のライフスタイルが変わった(転職・結婚・引越し・ガソリンスタンドを本格化するなど)タイミングでは、より自分に合ったカードに切り替えることも検討してください。