マイルカードの基本知識
マイレージカード(マイルカード)とは、利用金額に応じてマイルが貯まるクレジットカードです。貯まったマイルは特典航空券・座席アップグレード・提携ホテルの宿泊などに交換できます。
日本の2大マイルプログラムはANA(全日本空輸)とJAL(日本航空)です。どちらに搭乗する機会が多いかによって、メインで使うマイルプログラムを選びましょう。
マイルの貯め方:2つのルート
①フライトマイル:実際に飛行機に搭乗することで貯まるマイルです。搭乗距離・搭乗クラス・会員ランクによって付与マイル数が変わります。②クレジットマイル:日常の買い物やサービス利用でカードを使うことで貯まるマイルです。毎日の支出でコツコツ積み上げられるため、頻繁に飛行機に乗らない方でもマイルを貯めるための重要な手段です。
日常生活でのマイル獲得を最大化するためには、マイル還元率が高いクレジットカードの選択が最も重要です。
マイル還元率とは何か
マイル還元率とは、カードで100円使うごとに何マイル貯まるかを示す数値です。通常1マイル≒2〜3円の価値があるとされます(特典航空券に交換した場合)。
たとえばマイル還元率1%(100円で1マイル)のカードで年間100万円使うと10,000マイルが貯まります。10,000マイルは国内線特典航空券(片道6,000〜10,000マイル)に交換できるレベルです。
ANAマイルが貯まるクレジットカード
ANAマイルを効率よく貯めるためのカードをご紹介します。ANA公式カードとマイル交換率の高い汎用カードの両方から選びました。
ANAカード(一般)
ANAが発行するANAカードはANA便搭乗時のボーナスマイルが付与されます。搭乗ごとにフライトマイルの10%がボーナスとして加算されるため、よくANAを利用する方には欠かせない1枚です。
クレジット利用でのマイル還元率は100円で1マイルが基本です。年会費はANAカードの種類によって異なり、一般カードで2,200円程度(VISA/Mastercard)。特典として、ANAグループ各社でのサービス優待も受けられます。
マイルの有効期限は3年間。期限切れ前に特典航空券に交換できれば、国内線片道チケットを手に入れることができます。
- ●年会費:2,200円程度(一般カード)
- ●マイル還元率:100円で1マイル
- ●搭乗ボーナス:フライトマイルの10%加算
- ●ANA便利用でのマイル加算がお得
- ●ANAグループ各社での優待サービスあり
JCBカード W(Oki DokiポイントをANAマイルに交換)
JCBカード Wは39歳以下が申し込める年会費無料の高還元カードですが、貯まったOki DokiポイントをANAマイルに交換できます。交換レートはOki Doki1ポイント→ANAマイル3マイルで、100円で3マイル相当を獲得できます。これはANA公式カードの一般的な還元率を上回るレベルです。
年会費無料でANAマイルを効率よく貯めたい方には、JCBカード WはANAカードの代替として非常に有力な選択肢です。
JALマイルが貯まるクレジットカード
JALマイルを貯めるためのカードをご紹介します。JAL公式カードと提携カードのどちらが自分に合っているかを判断する参考にしてください。
JALカード(普通カード)
JALが発行するJALカードはJAL便搭乗時のボーナスマイルが付与され、フライトマイルの10%(ショッピングマイル・プレミアム加入で25%)が加算されます。年会費は2,200円程度で、クレジット利用でのマイル還元率は100円で1マイルが基本です。
JALカードを持つ最大の意義は、JAL便利用時のフライトマイル加算率アップと、JAL国際線・国内線での搭乗ボーナスです。JALをよく利用する方には必須のカードです。
貯まったJALマイルは特典航空券・eJALポイント・提携ホテルの宿泊などに交換できます。JALマイルの有効期限は36ヶ月(3年)です。
- ●年会費:2,200円程度(普通カード)
- ●マイル還元率:100円で1マイル
- ●搭乗ボーナス:フライトマイルの10%加算
- ●JAL便でのマイル獲得に最適
- ●国際線・国内線の特典航空券に交換可
楽天カード(楽天ポイント→JALマイル交換)
楽天カードで貯めた楽天ポイントはJALマイルへの交換が可能です(楽天ポイント2ポイント→JALマイル1マイル)。還元率は0.5マイル/100円と専用カードに劣りますが、年会費無料で楽天ポイントの汎用性も保てるため、JAL便に乗る機会が少ない方には選択肢の一つになります。
JAL便をよく使う方はJALカードをメインに、楽天カードは楽天経済圏での高還元ポイントをJALマイルに転換するサブカードとして活用する使い分けもあります。
マイルを最速で貯める5つのコツ
マイルを効率的に貯めるための実践的なテクニックをご紹介します。
①固定費・日常支出をすべてマイルカードに集中させる
電気・ガス・スマートフォン・保険料・定期購読などの固定費をマイルカードにまとめることで、コツコツとマイルを積み上げられます。月5万円の固定費でマイル還元率1%のカードなら月500マイル、年間6,000マイルが貯まります。
飲食・日用品・洋服なども積極的にカード払いにすることで、年間の獲得マイルは大きく増加します。
②マイル加算対象のショッピングサービスを活用する
ANAやJALが提供するオンラインショッピングモール(ANAショッピング・JALショッピング)を経由してネットショッピングをすると、通常のカードマイルに加えてボーナスマイルが付与されます。
楽天市場でANAマイレージクラブの提携ポイントを活用する方法もあります。普段のネットショッピング経路を変えるだけでマイルが大幅に増やせます。
③ホテル・旅行をマイルカードで支払う
旅行・ホテル・レンタカーの支払いをマイルカードで行うと、1回の旅行で大量のマイルを獲得できます。特にANA/JALの提携ホテルや提携旅行会社経由の予約ではボーナスマイルが付与されるケースが多いです。
旅行費用10万円をマイル還元率1%のカードで支払えば1,000マイルが獲得でき、往復フライトのマイルと合わせると次の旅行の特典航空券に使えるマイルに近づきます。
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ANA・JAL どちらのマイルを貯めるべきか
ANAとJALのどちらのマイルを貯めるかは、乗る頻度が高い航空会社を基準に選ぶのが基本です。どちらも同程度乗る方は、特典航空券の交換先の多さや使いたい路線によって決めましょう。
一般的にANAはスターアライアンスに加盟しているため、提携航空会社の路線でのマイル利用が豊富です。JALはワンワールドに加盟しており、英国航空(British Airways)やカタール航空などの提携路線でのマイル利用が可能です。将来的に利用したい路線・航空会社に合わせて選ぶことをおすすめします。
まとめ:マイルカード選びのまとめ
マイルが貯まるクレジットカードの選び方は、①ANA・JALどちらをメインに使うか、②年会費を払ってでもマイル還元率を上げたいか、③日常支出をどれだけカード払いにできるか、の3点で決まります。
まずANAをよく使うならANAカード、JALをよく使うならJALカードを申し込みましょう。年会費無料でマイルを貯めたい方は、JCBカード W(ANAマイル交換)や楽天カード(JALマイル交換)もおすすめです。